素材のハナシからすると、象牙:程よい硬さがあり、彫刻にも捺印に最適な印材とされます。気品のある色つや、きめ細やかな肌合いは鑑賞上も美しいものです。 オランダ水牛:壕州産の角(つの)材。原材が小さく、純白と呼ばれる極上品は高価なものです。硬さ、弾力ともに印材に適しています。 黒水牛:水牛の角(つの)材。硬さ、弾力とも印材に適しており、芯の通ったものはひび割れが少ないので珍重されます。 黄楊(つげ):木質材の中では最も彫刻に適していますが、象牙、水牛などに較べて軟らかく細字の印には不向きです。 貴石、水晶、メノー、ヒスイ、虎眼石その他があり、硬度も高く鑑賞上も優れていますが繊維質がないため欠けやすいのが難点です。 石印材:おもに書画の落款印として篆刻されます。鑑賞上には中国の寿山石が有名ですが、今では名品の産出は少ないといわれます。 後は氏名で作成するとか氏のみの作成にするとか、名のみでも可能です。印影の字体等は、好みで構わないかと思いますし、そういったことは業者さんのほうが詳しいでしょう。
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